博士前期課程の林雄大さんが2025 Pusan-Gyeongnam/Kyushu-Seibu Joint Symposium on High Polymers(21st) and Fibers(19th) (PGKS 2025)において「優秀ポスター発表賞」を受賞しました

 総合生産科学研究科 総合生産科学専攻 共生システム科学コース 化学・物質科学分野 修士2年の林 雄大さんが、2025年11月27日~29日に釜慶大学で開催された 2025 Pusan-Gyeongnam/Kyushu-Seibu Joint Symposium on High Polymers (21st) and Fibers (19th) (PGKS 2025) において、「Best Poster Award」を受賞しました。

 林さんは、「ESR Study on Inclusion Behavior of a Nitroxyl Radical in Cyclodextrin-Based Deep Eutectic Ionic Liquids」と題したポスター発表を行い、審査の結果、今回の表彰を受けました。

 本研究では、シクロデキストリンとイミダゾリウム塩による共晶液体(深共晶イオン液体)におけるシクロデキストリンのホスト能を評価するため、シクロデキストリンに包接されるゲスト分子としてニトロキシルラジカルを用い、電子スピン共鳴(ESR)測定を実施しました。ESRスペクトルに基づいてニトロキシルラジカルの回転運動を解析したところ、シクロデキストリンによる包接挙動を示唆する結果が得られました。このようにホスト能を示す深共晶イオン液体は、難溶性分子の可溶化や不安定分子の安定化など、多様な応用が期待される機能性液体として注目されます。

 これらの研究成果に加え、英語による優れた発表が高く評価され、今回の受賞につながりました。