博士前期課程の古賀成美さんが第68回ポーラログラフィーおよび電気分析化学討論会において「学生優秀発表賞」を受賞しました。

 工学研究科博士前期課程総合工学専攻 動的分子化学研究室所属 1年次の古賀 成美さんが、第68回ポーラログラフィーおよび電気分析化学討論会(2022年11月10、11日、京都大学桂キャンパス)において学生優秀発表賞を受賞しました。

 古賀 成美さんは、「シクロデキストリンとイミダゾリウムからなる共晶イオン液体を溶媒としたビオロゲンの酸化還元応答」と題した研究発表(ポスター発表)を行い、標記の討論会において表彰されました。

 古賀さんの研究は、超分子材料として知られるシクロデキストリンとイミダゾリウム塩の混合物が水素結合による共晶液体(共晶イオン液体)となることを発見し、これを電解液とした酸化還元反応について議論したものです。ユニークな共晶イオン液体を電気化学反応場として活用するアプローチの斬新さとポスター発表における質疑が高く評価され、受賞に至りました。