博士前期課程の渡来壮一朗さんが、電気化学会第89回大会(第70回化学センサ研究発表会)において優秀学生講演賞を受賞しました

 長崎大学大学院 工学研究科 物質科学部門 博士前期課程(1年)の渡来壮一朗さん(機能材料化学研究室)が、電気化学会第89回大会(第70回化学センサ研究発表会、2022年3月16日、web開催)において、「多孔質CuOx-SnO2系ガスセンサのAu添加がVOC検知特性に与える影響」というタイトルで、優秀学生講演賞を受賞しました。

 渡来さんは、超音波噴霧法により細孔径を制御した多孔質CuOx-SnO2球状粒子に、微量のAuを高分散添加することに成功し、これを半導体式ガスセンサの検知材料に応用することで、揮発性有機化合物(VOC)に対する応答特性を大きく改善可能なことを報告しました。研究内容およびプレゼン技術が評価されての受賞となりました。