オープンキャンパス
2023年度のオープンキャンパスは7月15日(土)に開催されます。
以下の情報は昨年度の情報です。2023年度については決定次第更新いたします。
概要
会場:工学部1号館12番講義室【キャンパスマップ】
- 10:00〜10:50 全体説明(午前の部)
- 11:00〜12:30 コース紹介(ラボツアー、実験紹介)
- 13:00〜13:50 全体説明(午後の部)
- 14:00〜16:00 コース紹介(ラボツアー、実験紹介)
ラボツアー紹介
熱エネルギーを電気エネルギーに変換する

世の中に余っている熱を電気エネルギーに変換する熱電変換技術は、エネルギー問題、環境問題を解決する有効な手段です。当日は、熱を電気に変換するゼーベック効果、電気を熱に変換するペルチェ効果を実験によって体験します。
機能性金属材料の開発

金属材料の特性向上を目指して、ミクロンオーダーからナノオーダーにわたる広範囲なスケールで新たな組織制御技術を開発しています。当日は、銅、亜鉛、スズ、ニッケル等の基幹金属を題材として、金属結晶の析出反応や拡散熱処理等の実験を実演します。
実験紹介
ガスセンサ:人間の嗅覚よりも優れたエレクトリックノーズ
ガスセンサは、ガス漏れ警報器やアルコールチェッカー,三密回避のための二酸化炭素モニターなどに広く利用されています。当日は、研究室で開発中のガスセンサや応用製品のデモンストレーションを通じて、ガスセンサが“におい”を認識する様子を体験できます。
環境適合性高分子材料の開発
現在、地球環境の保全の観点から環境に優しい高分子の合成や新分解の開発が求められています。当研究室では、これまで開発してきた高分子の説明や光を使った新しい高分子の分解技術に触れることができます。
ナノ材料の界面を利用した環境にやさしいテクノロジーの開発
本研究室では様々な方法を使って、生活に役立つ機能を持ったセラミックス、炭素材料、金属ナノ粒子などを合成しています。実験室では、蛍光材料の発光状態や超音波によるナノ粒子合成の様子などを観察します。
電池の中身を見てみよう
携帯電話・ゲーム機器・パソコンなど多くの電化製品で使用される“リチウムイオン二次電池”。充電・放電によって電池の中では何が起こっているのか!?密閉された電池の中身を紹介します。
光輝く発光性金属錯体
金属錯体とは一つまたは複数の金属イオンのまわりに他のイオンや分子が結合した集合体です。金属錯体が、ブラックライト(紫外光)を当てることにより鮮やかに光る様子を観察します。
電気や熱で機能するナノテク材料の開発
「みなさんの身近には、分子同士が互いに引き合う力や分子の動き方が巧みに設計された材料や製品がたくさんあります。私たちの研究室では、電気の力や熱によってそれらを制御して、私たちの目に見えるスケールでの動きや色に変換する研究を行っています。今回のラボツアーでは、私たちの研究室で開発した分子や技術を紹介します。
医薬品や新材料開発にも使えるクロスカップリング反応
「クロスカップリング反応」とは,2つの異なる有機分子をつなぎ合わせて新しい1つの有機分子を合成する反応の総称です。中でも,2010年にノーベル化学賞を受賞した鈴木章先生らが開発した鈴木-宮浦クロスカップリング反応は,驚くほど簡単な操作で有機合成が行える優れた手法であり,医薬品合成や新材料開発が爆発的に加速しました。当日は,実際に紫外光照射下で発光する蛍光分子の合成を体験してもらいます。