大学生活

3年生の場合卒研生の場合


ある3年生の1日

7:30

起床:

眠気覚ましに朝のニュースを見ます。

1限目

8:50〜10:20

品質管理:

学年が上がると化学以外のことも勉強します。品質管理は、薬品などの性質を調べるのではなく、基準を満たしていない製品が紛れ込んでいないかを統計的に管理する手法を学ぶ学問です。会社に入ってすぐに役立ちますよ。

2限目

10:30〜12:00

光化学:

光と物質の相互作用について勉強し、分光測定データの解析に役立てます。物理と化学の融合みたいな授業で、おもしろいですよ。

昼休み

昼食:

学食で食べます。みんなこの時間帯に集まるので席を見つけるのが大変。味は、他大学に比べておいしいという噂。

3,4,5限目

12:50〜17:40

学生実験:

危険な試薬を使うこともあるので、しっかり予習しておかないと大変です。でも、目的の物が合成できたり、思った通りの測定結果が得られたときは、とってもうれしいです。実験の合間に、先生や先輩たちに勉強のことや卒業研究、大学院のことについて相談できます。

17:00

帰宅:

実験が早く終わったときは、近くの市営プールに行って泳ぎます。適度な運動は、健康や脳の活性にもいいし、食欲もわきます。

週末

実験レポートがあるので、土日は図書館です。授業に影響がないように、家庭教師などのバイトを週1ぐらいでやってます。

ある卒研生の1日

8:00

起床:

とくダネを見て世の中のことをチェックします。

1限目

8:50〜10:20

研究開始:

4年生になると、卒業研究を行います。研究室に配属され、1人に1テーマが与えられます。ですから実験を行うにしても1人で準備をしなければなりません。前日に予習したノートを見ながら必要な器具をそろえ、試薬の調整を行います。

2限目

10:30〜12:00

無機電子材料学:

4年生でも1〜2科目ぐらいは授業を受けます。無機電子材料学では、身近なデジカメや携帯電話などにあるSDカードやMDカードが、なぜメモリーとして働くかの基礎的なところについて教えてくれます。

昼休み

昼食:

学食で食べます。少し時間をずらせば、席を見つけるのは簡単です。坦々麺とカレーうどんがおいしいです。

3,4,5限目

12:50〜17:40

実験:

朝準備した実験の続きです。白衣を着て実験を行ったり、結果の解析を行ったり、やらなければ行けないことはたくさん!!でも、新たな発見ができたときの感動は大きいですよ。結果をもとに、先生とディスカッションをして、次の実験の計画を立てます。また、研究室にはゼミというものはありませんが、自分の研究経過を報告する「検討会」があります。報告書の書き方、発表の仕方は社会に出てから必須のテクニック。非常に役に立ちます。他の人の実験結果も聞けて、勉強になるし楽しいです。

19:00

帰宅:

研究室では、自分で計画を立てて実験を行っていくので、時間を有効に使うことができます。忙しいときには21時過ぎまで実験をすることもありますが、部活がある時には、早めに実験が終わるように計画を立てます。私は、よさこい部にはいっているので、週に1度の部活のときに日頃の運動不足を発散させます。長崎に来たら、みなさんも一緒に踊りましょう♪

週末

先生が忙しいときには、土曜日にディスカッションをするときもありますが、基本的には自由に勉強してます。研究に影響がないように、家庭教師などのバイトを週末やってます。