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研究内容
ナ ノワイヤー集積型異方性ナノコンポジット磁石の開発
強磁性金属ナノワイヤーの直径を30 nm以下に絞り込 み、単磁区構造型の角形磁気ヒステリシス特性を有する硬磁性ナノワイヤー集積膜を開発しました。
現在、本材料が室温で2.4 kOe以上の保磁力を有す ることを見出しており、次世代の超小型高性能磁石としての応用を目指しています。
界 面垂直通電型巨大磁気抵抗効果(CPP-GMR)素子の開発
強磁性金属層(層厚10 nm以下)と非磁性金属層(層 厚10 nm以下)との異種金属結合対層を3000周 期以上交互積層させた超高アスペクト比型多層ナノワイヤー
配列素子(L/D = 1000以上)を開発しました。
現在、本材料が室温で30%以上のCPP-GMR特 性を有することを見出しており、次世代の超高感度磁気センサ素子としての応用を目指しています。
水
溶液からの電析法によるⅡ-Ⅵ族化合物半導体結晶の開発
Ⅱ族元素とⅥ族元素を水溶液中でカチオンとして溶解させた後、これらのイオンをカソード上へ電解析出させることにより、ワイドバンドギャップ特性を
有する電析Ⅱ-Ⅵ族化合物半導体結晶を開発しました。
現在、本材料が室温で2.2 eV以上のバンドギャップを有することを見出しており、次世代の高性能光電変換材料としての応用を目指しています。
低
圧加圧溶浸法を用いた金属基複合材料の作製と機械特性評価
当研究室では,金属粒子をプリフォーム中に導入することにより,溶浸圧力が0.2 MPa程度での複合化および強化材の分布の正確な制御が可能な
低圧加圧溶浸法(LPI法:Low Pressure Infiltration Method)を開発しました。
現在,Al基合金,Mg基 合金系への LPI法の適用と,作製したMMCの 耐摩耗性などの機械的特性評価を行っています。