金属錯体とは一つまたは複数の金属イオンのまわりに他のイオンや分子が結合した集合体です。 金属イオンに結合したイオンや分子を配位子と呼びます。 金属には約70の種類があり、配位子はいろいろなタイプのものを設計し、合成することができますので、金属錯体には様々な新しくかつ有益な機能を与えることができます。
地球上の生命を支えている葉緑素やヘモグロビンは、自然が長い間かかって創り育てた「偉大な錯体」です。
私たちの研究室では、金属錯体の基礎的な反応性および反応のメカニズムの研究、新しい金属錯体の合成と性質ならびに立体構造の検討、新しい機能性金属錯体の設計などを行っています。
○ 発光性金属錯体の開発と応用
○ 多核金属錯体の合成と特異な電子状態,磁気的性質,触媒活性
○ 小分子(NOやCO2など)の活性化(特に還元系錯体の開発)
○ 水素結合性超分子ホスト内での錯体化学
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錯体化学の研究の魅力
金属錯体とは
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